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《韓青通信・資料関係》

【2012.04.20】

駐日韓国大使館の不当で露骨な干渉に抗議する


去る 4月17日、駐日韓国大使館は「“反国家団体”の不順な動きに注意」という「お知らせ」を在日本大韓民国 民団(民団)のホームページに掲載し、韓青の主催する韓国語教室への不参加を訴えました。 韓青はこれに断固とした抗議の意思を示すべく、4月20日付で抗議文を発表し配達証明で韓国大使館に 発送しました。全文を掲載します。

さる4月17日、駐日韓国大使館は「『反国家団体』の不純な動きに注意を」と題した「呼びかけ文」を通じて、 在日韓国青年同盟(韓青)の「韓国語講座」には参加しないよう訴え、在日本大韓民国民団(民団)のホーム ページで公表した。

これは、李明博政権の反民族的な性格を自ら満天下にさらしたものである。 韓青は結成以来、今日に至るまで、同化・帰化や日本社会での差別に悩みしんぎんする在日同胞青年を対象に、 母国語の習得を通じて、在日同胞青年が民族的な自覚に目覚め、より民族的に、より人間らしく生きていく ことを促進している。

本来ならば、こうした事業は韓国政府が積極的に推進すべきことである。ところが、歴代独裁政権の棄民の 思想に基づく在日同胞政策のため、民族教育は皆無に等しいといわざるをえない実情にある。

韓青が主宰する「韓国語講座」は、在日同胞青年同士が集い、同胞青年が日本社会から受けている差別と同化 の圧力と緊張感から解き放たれる場所として、同胞青年たちと気がねなく時間と場所を分かちあえる貴重な民族 的空間である。また、同胞青年が、どこのだれからも教えられなかった民族の言葉や歴史を学ぶ民族学校で ある。

そのような韓青の「韓国語講座」を妨害する大使館当局の反民族的姿勢に、われわれは驚きを禁じえない。

当局は、日本社会の差別に苦しむ在日同胞青年を見捨てろと言うのか。
在日同胞青年には、民族性が必要ないと言うのか。
それとも、在日同胞が民族的な自覚を持つと困るとでもいうのか。

われわれは、韓青の民族活動をぐろうし、在日同胞青年の民族的な生き方を否定する当局の不当で露骨な干渉に 強く抗議する。韓青活動と「韓国語講座」に対する当局の露骨な干渉に強く抗議し、「呼びかけ文」の取り 消しと謝罪を要求する。

2012年4月20日
在日韓国青年同盟

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